■プロフィール

ピョン吉

Author:ピョン吉
FC2ブログへようこそ!

■最近の記事
■最近のコメント
■最近のトラックバック

■月別アーカイブ

■カテゴリー
■ブロとも申請フォーム
■ブログ内検索

■RSSフィード
■リンク
試練は続くよどこまでも。
ブログを始めてから二度目のお正月を迎えました。今年もよろしくお付き合い下さい。
さて今回は退院してからのお話です。退院したからと言ってリハビリが終わったわけではありません。実際には退院した後の実生活に如何に早く慣れて「普通の人」に戻るか、それが最も大切なことなんです。よって心を一度リセットして新しい気持ちでスタートしなければいけません。これからが本当の試練なのかも…、ですよね。
私もやっと退院ということになりまして、それはそれは嬉しいかぎりでした。やはり住み慣れた家はその匂いを嗅いだだけで心が落ち着き空気まで柔らかく感じるから不思議なものです。我が家での生活を始めてみるとすべてのことが新鮮でした。特に目が見えないということで音には敏感でした。台所から聞こえて来る庖丁とまな板の当たる音、何かを炒めている音そして掃除機をかける音などです。健康な時にごく普通に聞こえていた音なんですけどね。それは今まで以上に大きく鮮明に聞こえて来ました。中でも子供部屋から聞こえて来る子供達の笑い声には心が騒ぎましてね。「何をやってるんだろう?」とすぐに部屋に行ってみたいと思いながらも行けない私に腹が立ってちと悲しくなったものです(クスン)。音だけの世界はイメージが大きく広がります。それは実際以上になってしまう場合もあったりして、面白いけどちょっと怖いような世界なんです。人は情報の8割を視覚によって得ているそうです。よって五感の中で視覚を失ってしまうと残る聴覚・臭覚・味覚そして触覚をフルに活用してそれを補うことになります。しかし8割という穴は大きいですよねえ。その穴を少しでも埋めるためにはイメージの向こう側にある第六感というものもとても大切になるように思うわけですが…。イメージも慣れが必要のようです。「微妙な違いなんて分かるはずがないんだからまあボチボチやるか」と私はちょっと肩の力を抜いて気楽に考えることにしました(そうそう)。
私は聴覚の感度が上がっているような気がするんです。誰かが床に何かを落とした音などとても大きく感じるんです。それは小さい物でもかなり大きく聴こえて時にはドキッとしたりします。健常者の感度がレベル1としたら私たち視覚障害者はレベル3くらいで待ち受けしてるんじゃないかなあ(ニコ)。それほどアンテナをグッと伸ばし感度を上げて生活しているんです。またこれは意識しているかいないかでかなり違いがあるようです。予想しているといないとではドキッとする程度が違います。だから健常者は出来るだけ小さい音(ノックするとか足音を立てるとか)でとりあえず私たちに意識させた後、それからおだやかに声をかけるようにして下さい。突然大きな声でというのは最悪です。驚くだけでせっかく話してくれる内容も聴く気にならないかも知れませんからね。またその場に一緒に居たとしても突然物を放り投げたりこちらが予想出来ない音を立てたりするのは考えものです。私も出来るだけそんな状況に早く慣れてドキッとする場面を少なくしたいと思ってはいるんですが…、未だに出来ていないようです。まあなかなか難しいものです。試練は続きます。

スポンサーサイト


未分類 | 11:25:58 | Trackback(0) | Comments(0)
コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

FC2Ad