■プロフィール

ピョン吉

Author:ピョン吉
FC2ブログへようこそ!

■最近の記事
■最近のコメント
■最近のトラックバック

■月別アーカイブ

■カテゴリー
■ブロとも申請フォーム
■ブログ内検索

■RSSフィード
■リンク
雨のち曇り時々晴れ、「急がば回れ」
     [雨のち曇り、時々晴れ]
     
     「急がば回れ」
 リハ室ではみんなそれぞれの訓練に頑張っています。明るく前向きにリハに取り組んでいる「びゃんびゃん組」の人たちはもう放っといても自分でどんどんやって行くので大丈夫なのですが、まだまだ「半信半疑組」の人たちは無口の人が多いようで先生から次の訓練の指示がないかぎり自分では動こうとはしないのです。先生方もそれはよく心得たもので、手を変え品を変え時にはおだて、時には叱咤激励してと実に見事な対応です。これはやはり患者それぞれの症状が違うようにその人の性格というものも違って当然なので、そこら辺りも十分考慮しての対応なのでしょう。「半信半疑組」の人をいかにしてやる気にさせるか、それは先生方の一番の仕事でしょう。本人のやる気さえ出ればまず先生の仕事の半分は終わったと言っても良いのかも知れませんね。
 リハ室ではよくこんな言葉を耳にします。「もうなんもかんもあからんようになってしもた。ああ、昔はこやんじゃなかったとばってん」、付き添っているおそらく奥さんと思われるおばさんがそばに居る他人にまさに嘆くように大きな声で話しているのです。近くにはやっとやる気を出してリハに頑張っている本人が居るのです。聞いた本人はどう思うでしょうか?。昔の本人はもう居ないのです。そこに居るのは身も心もボロボロになりながらもこれからの人生を何とかやって行こうとしている「別人」なのです。だから昔の本人と比較するのは無理なのです。不本意ながらまさに「0(ゼロ)」からのスタートでして生まれ変わったのです。つまり赤ちゃんです。赤ちゃんはやがてお座りしそれからヨチヨチ歩きと少しずつ成長して行きますよね。それとまったく一緒なのです。ただ一つだけ違う所は、赤ちゃんは怖いという気持ちがまだないのでケガなどまったく恐れずまっしぐらに挑戦して行きますが、再スタート組はそれまでにそれなりの経験というものがあるのでただでさえ動こうとしない手足に変な力が入ったりちょっと躊躇したりして今一つ思いっきり出来ないようです。しかし焦ることはありません。赤ちゃんも一気には成長しませんからね。自分のペースでゆっくりやりましょう。焦って無理をして手足を痛めたりしたらそれが完治するのにまた時間がかかってしまいます。先は長いのです。「急がば回れ」ですよ。とにかく本人は前向きに行こうと頑張っているのです。身近に居る人は一度大きく深呼吸でもして神様になったつもりですべて受け入れてあげて下さい。本人を苦しませるような言葉は絶対言わないようにお願いします。つい言ってしまう気持ちもよく分かります。でも耐えてほしいのです。百歩ゆずって、どうしても言いたいのであれば本人の居ないところでお願いします。但し小さい声でヒソヒソ話でね。
スポンサーサイト


未分類 | 11:52:46 | Trackback(0) | Comments(0)
コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

FC2Ad