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ついに退院、みんなに感謝です。
ついに始まったPTでの歩行訓練もM先生やT先生たちの熱心な指導でなかなかいい調子となり、一方OTでは畳から立ち上がって階段昇降という訓練も何とか形にはなって来ていました。それとOTでは陶芸に続いて取り組んだワープロという内職(ニコ)も絶好調でして、相変わらずの充実した日々(のん気なものです、すみません)を過ごしていました。そんな夏も終わろうとするある日、突然主治医から「退院」という言葉を聞きましてね。「退院」という響きはいいですよねえ。私にもそんな時期がついにやって来たんです。
突然の腹痛で救急車を呼ぶことになり、あれよあれよという間に右半身がマヒし、更には光をも完全に失ってしまいました。すべてのことが突然過ぎて一体私に何が起きたのかまったく分かりませんでした。それがやっと理解出来たと思ったらそれからは涙涙です。深ーい深ーいところまで落ち込みました。いやいや私は精神面の弱さを露呈してしまいました(トホホ)。それにしても人間という生き物はよーく出来ていますよねえ。超高性能に創られたとてもとても不思議な生き物なんです(これを創った人はノーベル賞ものですよね)。しかしこんな素晴らしいものも頭部にダメージを受けると場合によっては自分ではどうすることも出来ない状態となってしまうんです。そういった意味ではとてもデリケートですよね。今までごく普通に動いていた手や足が突然動かなくなるんです。この感覚は例えようのないとても不思議で怖い瞬間なんです。どうして?、何故?といくら考えてもまったくわけが分からず頭の中は大混乱となります。やがて自分の状態についてと・り・あ・え・ず理解すると後は「どうして俺なんだよ!」とどこにもぶつけようのない怒りで自分を苦しめます。人間は超高性能に創り上げられていますが「マシーン」ではないんです。思考力と感情を持った魅力的な生き物なんです。だから一筋縄では行かないんですよね。入院するなんて生まれて初めての経験だった私はそれだけでも信じられなかったのに、障害者となってしまったことに驚きひたすら落ち込むばかりでした。それはリハビリどころじゃなかったんです。患者はそれぞれ苦悩します。その思いをしっかりと受け止めてあげる精神面のケアも含めた総合的なリハビリがとても重要になると思います。当初落ち込んで「リハビリなんて」とまったくやる気のなかった私でしたが、主治医や看護師さん、そしてPTのM先生やOTのY先生、更にはリハビリや看護学校の学生さんたちに助けられてやっと自分を取り戻すことが出来ました。私はいい先生とスタッフに出会えて本当に良かったと思います。そうそう忘れていけないのは家内と子供達です。何気ない会話は荒れ果てた私の心をゆっくりと癒してくれました。心と身体のリハビリは私を普通の人に戻してくれたんです。「たかがリハビリ、されどリハビリ」でした。みんなに感謝の気持ちでいっぱいです。
「退院」という主治医からの嬉しい言葉を聞いてから一ヶ月後、約一年半に渡る長期入院生活にやっとサヨナラして私は我が家に戻りました。一年半なんて今では考えられないですよねえ。よくそんなにおいてくれました。私の状態をしっかり診て判断してくれた主治医の温かい配慮にはとにかく感謝です。退院するということでOTのY先生は私にリハビリの自主トレメニューを作ってくれました。毎日通院してリハビリするというわけには行かないので、自宅で出来る最低限のリハビリメニューでした。それともう一つありました。それは足を乗せる台です。15度の傾斜をつけた木製の台だそうで、椅子に座って両足をこの第の上に乗せるらしいんです。台はつま先上がりとなっていますので足首から先がやや上向きになるというものです。不自由な右足は歩く時間が少なくなるとどうしても緊張が強くなり徐々に足先が下がってしまうことがあるそうです。そうなると歩行に支障が出て来るかもというお話でしてね。よってこの台に10分間ほど両足を揃えて乗せることで足首を伸ばし、その緊張をやわらげるというものらしいんです(こんな説明で良かったのかなあ。もし間違っていたらごめんなさい)。こんな台を私の退院に合わせて用意してくれていたんです。ちゃーんと色も塗ってあるそうでしてね(ニコ)。私はY先生からの退院祝いと思い有難くいただくことにしたのでした。Y先生、本当にありがとうございました(ペコリ)。


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未分類 | 15:09:22 | Trackback(0) | Comments(0)
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