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「シートの張り替え、かなり手間取ってしまった訳」



     「シートの張り替え、かなり手間取ってしまった訳」
さて今回は車椅子のお話です。この話はかなり長くなりそうですが、よろしくお付き合いくださいませ。
私が部屋の中で使っている車椅子君ですが、我が家に来てくれてから早いもので約20年となりました。そう私がこの病をやってから丸20年になります。退院した頃にやって来てくれたわけですからかなり長い付き合いですよね。それからずっと彼と一緒に生活しているわけでして、そういった意味ではこの20年の私について最も良く知っているのが「彼」なんです。20年となると彼もあちこちの調子が悪くなります。これまでシート面の取り付けビスがゆるんだのでビス穴位置を新しくしてもらったり、タイヤがボロボロになりいつも空気が抜けていたので思い切ってタイヤ全体を取り換えたりしました。そして今回はシート面がかなり汚れて来ていた(私には分からないんですが、家内が勧めるので…)ということで、シート全体を取り換えることにしました。
そこで早速訪問リハに来てくれる看護師のTさんに相談しまして、ある業者に尋ねてもらいました。するとシートの張り替えは出来るとのことで見積もりなど調べてもらいましてね。「それじゃ」ということで依頼することとなりました。実はここからが大変でしてね。早速やって来た業者の担当者のKさんという人は張り替え用のシートのカタログを持参し「この中から選んでください」と見せてくれました。家内はとりあえず気に入ったシートがあったそうで「それじゃこれを…」と指で示しました。するとKさんはそれをちょっと見ただけで「はいそれですね」と分かったような返事。家内は分かったかどうかちょっと心配だったそうで再度「これですよ」と指で示したようです。すると「えっ、それでしたか」とのこと。どうやらその隣のだと思っていた様子。それからすぐにカタログに大きく丸印したそうです(シギャピーッ)。この担当者のKさんという人はちょっとあわて者といった感じです。それと早口でよくしゃべります。こちらが何か言いたくてもなかなか口をはさめないわけです。どうにか(やっと)口をはさんでも「ハイハイ分かりました」と実にいいお返事なんです。「軽いよねえ、それとハイは一回でいいよ!」と心の中で突っ込んでいました(ニコ)。それからひじかけについてですが、表面がザラザラしているため動くたびに私のマヒしている右腕に当たってとても痛いんです。よってその部分をもっとツルツルしているようなやわらかい物に交換してもらえないかとついでに頼みました。「ハイハイ分かりました」(ハイは一度でいい!)。それから代車を渡し「一週間ほどかかりますから…」と言ってKさんは帰りました。
その代車ですが、ストッパーが一般的によくある座った状態で「手前に引くタイプ」なんです。実はいつも私が使っていた車椅子のストッパーは座った状態で「前後」でかかるタイプなんです。私はこの「前後タイプ」に慣れていたため「手前に引くタイプ」はとても使いにくいんです。これはベッドに移動した後に車椅子の向きを反転させて向こう側のストッパーをかける時に(乗る時のことを考えていつもこうしております」かなりやりにくいわけです。向こう側のストッパーに手が届かないんです。グッと身体を前に出せばいいわけですが、そうすると私のお尻はベッドの端まで出て行って何とも危ない状態なんです。どうにか手が届いたとしてもストッパーを更に向こう側へ倒す必要があります(前述したように「手前に引くタイプ」なので)。すると前にグッと出た私の身体はかなり不安定になるわけです。これはかなり危ないんです。油断していたらスッテンコロリンと転んでしまいそうです。代車をもらってからとりあえず半日ほど使ってみましたがとにかくやりにくいんです。翌日は丁度訪問リハの日だったのでそこら辺りのことを看護師のTさんに話してみました。すると私の気持ちを分かってくれたTさんは早速その業者に連絡してくれましてね。それから数時間後には担当者のKさんがストッパーの「前後タイプ」を持って現れました。即対応してくれたKさんにはと・り・あ・え・ず感謝です。その新しい代車ですがまた少し問題がありましてね。それは今までのとは一回り小さく高さも低いんです。ちょっと気になりましたが、一週間の辛抱だと使うことにしました。
それから5日ほど経ったある日、業者から電話がありました。それによると注文したシートは、車椅子が約20年前のだからカタログに載っているような現品はないらしいんです。よって特注したのでこれからまだ10日ほどはかかるということでしてね。「そうかあ、仕方ないよね」とその時はそんな風に思って電話を切ったんですが、よくよく考えてみると、借りている代車は前述したように小さいし高さも低いのでとても使いにくいわけです。一週間だったら我慢して使うんですが、更に10日もとなるとかなり話が変わって来ます。それだったら今預けている私の車椅子を一度返してもらいしばらく使って、新しいシートが届いた時点で再度預けるといった形がいいように思いましてね。これは我ながらいいアイディアだと思いましたよ。そのことを訪問リハにやって来たTさんにまた話してみました。すると今回も早速業者に連絡してくれましてね。驚いたことに、預けた車椅子はすでにシートをはずしてしまって今消毒しているという話でした。よってフレームだけなので返すに返せないらしいんです。そこで貸してもらった代車がいかに使いにくいか、私の生活状況を具体的にTさんが説明してくれたそうです。話を聞いてどうにか理解してくれたようで、「何とかします」と返事があったらしいです。電話で対応してくれた人はTさんという女性です。結局このTさんの指示で状況は一気に変わりまして、在庫であった車椅子のシートをはずして私の車椅子に取り付けたそうです。そこまでやっていただき私としてはかなり恐縮してしまいました。翌日その車椅子が「一時帰宅」しました。私としては「もうこれでいいんじゃ」と内心そう思いましたが、それは口には出せませんよね(エヘッ)。そこでまた問題が一つありましてね。前述したように腕がひじかけに当たって痛いということで、ひじかけの交換を頼んでいました。それだけはすでに交換してありましてね。なかなか早いじゃないかと感心していたら…。しかしやはり痛いんです。確かに中はゴムのようなやわらかい材質のようなんですが、表面はザラザラしていて今までのと同じなんです。このザラザラがいけないので交換をお願いしたんです。中がやわらかくてもダメなんです。それは当初Kさんに理由を説明していたはずです。「やはり聞いていなかったんだよねえ」と私は溜め息でした。まあそれは最終的にやってもらうことにして、ここはとりあえず使うことにしました。
それから更に10日ほど経ってやっと車椅子が出来上がりました。その前日に電話がありまして、シートが届いたのでこれから車椅子を受け取りに行くとのことでした。早速やって来たKさんに「シートの色は何色ですか?」と尋ねてみました。家内からカタログで選んだ色は緑だと聞いていたのでとりあえず尋ねてみたんです。するとKさんは「ブルーです、奥さんが指定したヤツですよ」と即答。確か緑と言っていたよね、緑を青と言う人もいるし。しかしブルーと即答したよねえ…」などと失礼ながらちょっと疑ってしまっていました。まあカタログと実際の色は少し違うこともあるし、これは黙って受け入れることにしました。もし違っていたとしたら…。今更取り換えるトいってもこれ以上待つのも嫌だし。本当はどうだったのか?、それは不明です。それからひじかけの不具合について再度強く申し入れておきました。Kさんは初めて聞いたという感じで「ハイハイ分かりました」と相変らずのいいお返事。大丈夫かなあと私はかなり不安な気持ちで見送りました。そして翌日ついに車椅子が出来上がったというわけです。実際持って来てくれたのはKさんではなく他の男性二人。二人はとても低姿勢で丁寧な口調で話していました。「大変お待たせして申し訳ありません」と何度も言っていました。あまりにも低姿勢なので、私としては反って恐縮してしまいましたよ。おそらく今回のゴタゴタしてしまったいきさつをある程度は聞いては来たんでしょうね。シートの真相はあえて尋ねませんでした。とりあえずひじかけは表面がツルツルしたタイプに交換してあったので私としては十分でした。
今回こんなに手間取ったのはやはりKさんの対応のまずさです。こちらから言ったことをしっかり理解しないままに「ハイハイ」と返事をしてしまうわけです。そんな自分の短所は当然分かっているだろうしそれだったら重要な点はメモするとか自分なりに対策・工夫が必要ですよね。そもそも一週間で出来ると言ったのはKさん、カタログで間違いそうになって大きな丸印をつけたり、そしてひじかけはザラザラしているのはダメと言ったのに分かっていなかったKさん、それから預かった車椅子のシートを早々に取り外してしまってあわてさせたりと、とにかくトラブルの連続でした。Kさんは額に汗して一生懸命にフットワーク良く動き回る、そんな人です。そんなこと考えていたら以前勤務していた会社のある上司がいつも言っていたことを思い出しました。「仕事は真面目にやるのは当たり前、いかに真剣にやるかだ!」。Kさんはこの真剣さというものが足りないような気がしました。Kさんはそんな人でしたが、救いは電話で対応してくれたTさんという女性です。こちらが困っている点を理解してくれ具体的に対応してくれました。このTさんという人がいなかったらどうなっていたことやら…。そして最も活躍してくれたのは看護師のTさんです。私の愚痴みたいなことを十分理解してくれて細かく電話してくれました。訪問看護師としての立場からの要望は無視するわけにはいかないですからね。本当に助かりました。Tさんに感謝です、神さま仏さまTさまです(ニコ)。
いやいや書き始めたら止まらなくなってしまいましたよ。かなり長文になってしまい申し訳ありません。もしまた車椅子でこの業者に頼むことがあったとしたら、Kさん以外の人ということでお願いしたいものです。車椅子を20年も使うとそれは身体の一部になっています。僅か数センチ違っただけですべてのイメージが狂ってしまいます。特に私の場合は車椅子がなかったらどこへも行けず生活自体が大混乱してしまいます。よって車椅子に関することはより慎重にやらなければと、あらためて強く思いました。「たかが車椅子、されど車椅子」ですよね。

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