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訪問リハ日記 その88 「あとぜき?、それはお相撲さんの名前ではありません」



訪問リハ日記 その88 「あとぜき?、それはお相撲さんの名前ではありません」
時間通り「じゅんこさん」到着。いつもお願いしている訪問リハですが、以前から来てくれている看護師のTさんが私用でお休みだったのでピンチヒッターとしてあの「じゅんこさん(注・本名・S田さんです)」が来てくれました。S田さんは私のご指名ですのでDH(指名打者というよりはご指名打者)ですよね(またそんなこと言ってます、ニコ)。
早速リハです。踏み台を出してもらい踏み込み運動からです。左右10回ずつ、3セットいつものようにやりました。続いて車椅子からの立ち上がり運動を30回やって終了しました。終わる頃にはちーとばかし汗ばんでいましたよ(フーッ)。
S田さんは長崎出身です。結婚してからご主人の実家であるこのY市に来たそうです。よって長崎と方言の違いはあるか?と尋ねてみました。まず驚いた言葉は「あとぜき」ということでした。ドアには「あとぜき」と貼り紙があったとのこと。最初は意味が分からず困ったそうです。そうだよねえ、やはり分からないよね。あとは後、ぜきは閉めるという「せく」、つまり「後を閉める」といった意味だったと分かってびっくりしたとのことでした。そうだよねえ、ドアに貼ってあったよね。それは熊本だけの方言で、県外から来た人は誰でも疑問に思うことですよね。それにしても「あとぜき」は長崎では使わないのかあ。それには私が驚いてしまいましたよ。
それ以外には「さしより」という言葉もだそうです。ご主人がたまに使うそうです。「さしより」は「とりあえず」という意味だと今は分かるそうですが…。若い人はあまり使わないけどね。まあ居酒屋などに行った時に「さしよりビールばっ(を・ばというのは強調後と思います)」と注文する場合には使うよね。ということは、ご主人は飲み屋に行く機会がきっと多いということですよね(エヘッ)。関東方面の居酒屋に行った時「さしより うまかつばっ」と注文して「うちは 馬のカツはありません」と言われたという居酒屋絡みの笑い話はラジオで聴いたことがあります。この「さしより うまかつばっ」というのは「とりあえず うまいヤツを」という意味です(念のため通訳しておきますね、ニコ)。そこで私がS田さんに質問。「あるしこ」という意味は分かりますか?、と尋ねてみました。それは「あるだけ」といった意味ですよね、とS田さんは即答してくれました。正解です。その具体例を一つ紹介しておきました。私が働いていたKDでの出来事です。KDの上司は京都から出向して来た人が多いんです。ある若い現場の担当者(熊本出身です)が、京都から出向して来ている上司と会話していた時のお話です。「製品は165(製品名です)があるので あるしこ ラインに流します」と担当者。それを聞いた上司は「あるしこ ってなんや?」。すると「あるしこ は あるしこですよ」とややムッとした感じで担当者は答えました。近くにいた私が「あるしこというのは あるだけ ということです」とそっと説明。上司はやっと納得して「分かった、それでやってくれ!」と笑いながら指示していました。それを聞いて「はい、分かりました。あるしこ は あるしこたい」と担当者は小さい声でブツブツ言いながら現場に戻りました。担当者は何と説明したらいいのか、分からなかったんでしょう。言い換える言葉がとっさに出て来なかったんです。今思い出してもクスッと笑ってしまいます(ニコ)。
それから爪を切ってもらった後、「それじゃここになおしておきますね」とS田さんは爪切りを元あった引き出しに戻した様子。「その なおして という言葉も方言ですよね」と私。なおす というのは「戻す」という意味です。修理するといった意味ではありません。これは長崎でも使うそうです。使用例として、掃除が終わったので「掃除機をなおしますね」と言います。すると「壊れていないから修理しなくてもいいよ」と言われたりします(ドッヒヤーッ)。それから「箒でハ・・ワ・・ク」というのは「箒でハ・・ク」という意味です。これは標準語だと思っている熊本人がかなり多いようですが、「折り紙付きの方言」です。私もつい使ってしまったことがありました(エヘッ)。
それと「とぜんなか」と言うお年寄りがいますが、これは「さびしい」という意味ですよね。お年寄りが使うので方言とばかり思っていました。大きくなってからこれは「徒然草」から来ているので方言ではないと分かり驚いたことをしっかりと覚えています。方言はちと恥ずかしいと考えがちですが、古くから使われている地元の言葉なのでしっかり受け継いで行きたいものです。そして若い人たちはごく普通に標準語が使えて、その上でコテコテの方言もしっかりと理解しているといったバイリンガルであってほしいですよねえ。私の知っている人(50代)は使わなくてもいいのにわざわざ方言で話すことがあります。お年寄りが相手であれば、それはそれで大変喜ぶんでしょうが…。必要以上に使うとその場の雰囲気が壊れてしまいます。TPOをよく考えて使うべきです。
今日はS田さんのお陰で長崎と熊本の方言にあまり違いがないことが分かりました。方言の話題で意外と盛り上がりましたよ、楽しい時間でした。ありがとう、S田さん(これに懲りずまた来てね、じゅんこさん、ニコ)。



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