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恐怖心をなくす、それが私のリハビリのポイントです。
今回はPT(理学療法)のお話です。以前お話しした沖縄の学生さんであるTちゃんが次の実習地に行ってしまい、私としてはやはりちと寂しい思いでしたね(クスン)。しかしそんな感傷に浸っている(ニコ)時間は当然ないわけでして、私のPTは本来の担当であるM先生に引き継がれました。当時ここの病院でPTの先生の中で女性はM先生だけだったようです。田島令子さん(まだ言っております、ニコ)のような声(声だけかい!、ニコ)のM先生は実に落ち着いていましてね。当時はおそらく25歳くらいだったと思います。私が知っている25歳はまだまだキャピキャピしていて、落ち着いた雰囲気を漂わせた人は少なかったようです。まあ私の知っている世界は狭ーい狭ーい世界なので何の参考にもならないわけですが(ニコ)。「落ち着いた雰囲気」、それはやはり仕事柄からなんですよねえ。これがいいんです。私たち患者にとって落ち着いていてやや低めでやわらかいトーンの声は「もうあなたにすべておまかせします」と、とても安心出来るんです。もしこれが高くて硬いトーンのキャピキャピした声で対応されると「おいおい大丈夫かい」とちと不安になってしまうかも…、ですよね。声のトーンは人それぞれですのでまあ無理は言えませんが、高くて硬い声の人はとにかく丁寧にゆっくりとしゃべることを心掛けるといいでしょう。ゆっくりというのは聞く方の心をやわらげるようです。OTのY先生もそうでしたが、M先生もまず話し方で合格でしたね。
PTの訓練で苦労したことというと、最初に思い出すのは腰を上げる動作ですね。あれは平行棒内で歩行練習を始める前の基礎体力をつける段階だったと思います。高さ30センチくらいの台に腰をおろしてそこから腰を上げる訓練でした。当時私の右足にはまだ踏ん張れるだけの力はなかったんです。そこでこの訓練だったんでしょうね。私の目の前には50センチくらいの台が置いてありまして、それに左手をついてグッと腰を上げるといった訓練でした。私の右側にはM先生が居てくれましてね。左手を前の台に乗せて「さあ腰を上げるぞ」と両足に力を入れました。「あれれ?」、しかしどうしても腰が上がらないんです。何度やってもダメなんです。出来ない理由をM先生が説明してくれました。腰を上げるには頭をグッと前に倒す必要があるそうです。頭は重いので自然に腰は上がるというお話でしてね。なるほどなるほど、そういうことなのね。再度挑戦しました。でもやはり出来ないんです。原因が分かりました。私は思い切りが悪かったんです。目が見えないので怖くて思い切ってやれないんです。それはまず右足に踏ん張る自信がなかったことが最大の要因だったようで、自然と躊躇してしまっていたんですね。つまりこけるのが怖かったんです。だから左手は台に乗せて置くだけなのに、どうしても手前に引っ張ってしまう形となっていたようです。「横に居るから大丈夫、思い切って頭を前に倒して」とM先生は言ってくれました。そして先生は私の腰の後ろを手で持って支えてくれましてね。これなら安心と私はまた挑戦したんです。最初はお尻が少し浮くくらいでした。左手はやはり台を手前に引いた感じになっていたようです。そんな訓練が数日続いて少しずつですがこの動作に慣れて行った私は、ある日ついに腰をグッと上げることに成功しました。慣れることで自信を持つというのは心に余裕が出来て実に落ち着くものですよねえ。身体をこういう風に持って行くと右足もしっかり踏ん張ることが出来て…、とイメージ通りになるんです。するとこけるという余計な心配が要らないので、後は腰を上げることだけに集中出来るわけです。
一つの動作をマスターするとやはり達成感と満足感が得られますよねえ。それは次へのステップとなるわけです。私の場合はやはり見えないという恐怖心をどうやって少なくするかがその後のリハビリのポイントとなりました。それはいよいよ杖を使っての歩行訓練であらためて実感することになります。

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