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「神様のカルテ、やはりいい本です」



     「神様のカルテ、やはりいい本です」
9月に入って少しは過ごし易くなって来たと思っていたら、ここ数日はこの猛暑ですよねえ。まあ朝晩だけはちょっとだけ涼しく感じるようになったので、秋は確実に近づいて来ているようではありますが…。
さてさてまたサピエで本を読みました。今回は話題の「神様のカルテ」です。作者はナツカワ・ソウスケさんです。いやいやいい本でした。やはり噂通りの笑いと涙の本でしたね。読み終えて心が何となくホンワカするような本です。こういった本は必要ですよね。心が穏やかになるまさに「健全」な本です。
読み始めて驚いたのはその文体です。それはあの夏目漱石風というのか、実にそっくりなんです。やけに古めかしい口調の主人公、そして登場人物にあだ名をつけるなんてまさに「坊ちゃん」です。ナツカワさんはかなり漱石を崇拝しているようです。ナツカワ・ソウスケという名前からして夏目漱石をかなり意識していますよねえ(ニコ)。読み始めてから主人公の口調に「今時こんなヤツいないだろっ!」とかなり気になって気になって…。しかし読み進めると「こんなヤツいるかもね?」となり、更に読み進めると「こんなヤツいてもいいよね」と気持ちが変わっていきました。それはストーリーが徐々に熱を帯びて来てそんな口調なんてどうでもいいように感じたからでしょう。ストーリーのクライマックスはある患者さんの死です。ガンと闘いながら最後は穏やかな死を迎えます。それまでは古めかしい言葉を使うかなり人間離れした変わり者といったイメージの主人公が、実は患者の気持ちを誰よりも深く理解出来ていて、患者からもとても信頼されている人間味あふれるドクターだったんだと分かっていく過程は読者を引きつけます。最後に思ったことは、この漱石風の主人公とそれを取り巻く人たちの口調などは必要だったんだろうか?、ということです。それがあったからこそ深い感動があるのかも知れませんが…。私にはそれはよく分かりません。そうそう、この本の朗読は何とかいう若い女性の声優さんが担当しています。さすがにプロですよねえ。表現・はっきりした言葉、申し分ありません(パチパチパチ)。
これは映画化されたそうです。この本の良さを表現するためには監督と脚本家の力が大いに必要です。一部を切り取ってまとめても本の良さはなかなか伝わりません。特に古めかしいしゃべり方をする主人公については、漱石ファンであればクスッと笑って済ませますが、一般人には「なんじゃそれは!」とおそらく言いたくなるでしょうね。とにかく監督と脚本家そしてキャストに期待しましょう。




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未分類 | 13:46:54 | Trackback(0) | Comments(0)
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