■プロフィール

ピョン吉

Author:ピョン吉
FC2ブログへようこそ!

■最近の記事
■最近のコメント
■最近のトラックバック

■月別アーカイブ

■カテゴリー
■ブロとも申請フォーム
■ブログ内検索

■RSSフィード
■リンク
達成感に満足感、うーん陶芸はいいですよねえ。
陶芸のお話はさらに続きます。どんぶりのような(ニコ)大きな茶碗ですが、内側の階段状の部分を削ってすり鉢状に滑らかにするのも苦労しましてね。階段部分の角に彫刻刀を斜めにしてそっと当てます。すると角が少しずつ削れて行くわけですがこのそっと当てるという作業がかなりデリケートで難しいんです。当て方があまりにも弱過ぎると当然削れないし、またちょっとでも強いと削り過ぎて後の手直しが大変なんです。私は神経を彫刻刀の先端に集中しました。手ごたえがあったので「よっしゃ!、削れた」と思って指で確認してみたらほとんど削れていなかったりしましてね。そんな時はまた神経を集中して再度やるわけですが今度は逆に削り過ぎることが多かったりでもうなさけなくて泣きたいほどでした(トホホ)。「見えてさえいたらなあ」と視力のないことをあらためて悔しく思いましたね。でもそんなこと今さら言っても…、ですよね。ここで止めたら私はまたあの暗い日々に戻ってしまうと思ったんです。それは絶対嫌でした。せっかく始めた陶芸、誰のためでもなく私自身のこれからのために止めるわけには行かなかったんです。「ようし、やったるか」と私はやり続けました。視力を失って落ち込み泣いてばかりの日々でしたが、リハビリを続けることで精神的に落ち着きある程度割り切ったものがきっと出て来ていたんでしょうね。
さて内側をやっと滑らかにした後、次は外側を斜めに削り込みます。お尻に近い部分は少し丸みをつけるんです。「やったあ出来た」、ここで終了と思ったらまだありましたよ。茶碗を引っくり返してお尻に台を作る作業がまだありましてね。これを作ってついに完成です。私は10日ほどかかってやっとどんぶり(ニコ)じゃなくて大きな茶碗を作り上げました。とにかく嬉しかったですねえ。何と言ったらいいのか分かりませんが、達成感みたいなものがあったようです。私はもう何も出来ないと思っていました。しかし実際出来上がった作品に手で触れてみると形ある物がそこにあるんです。目には見えませんがこれは確かに私が作った物なんです。私にも出来たんです。それは達成感とともに満足感というものもあったようです。それもこれもY先生の熱心な指導があったからこそなんですね。とにかく手のかかる生徒だったと思います。うまく調子に乗せてくれたY先生と、うまく乗せられた私に拍手です(パチパチパチ)。
調子に乗った私は(ニコ)その後4ヶ月の間にお皿・湯飲み茶碗・花瓶・コーヒーカップなどなど9個の作品を作りました。この時期の私は毎日が楽しくてそれはそれはかなり充実した日々でした。1時間の陶芸の作業が終わると隣りにあるPT室にY先生に連れて行ってもらいました。到着するとすぐにマットに寝転んでPTのM先生の登場を待つわけですが、この時の気分は最高でしたね。満足感のある心地良い疲労感でいっぱいでして、たまにはうっかり眠ってしまうこともありましたっけ(どうしようもないヤツです、ごめんなさい)。それほど気持ち良かったんですよねえ。今やって来た陶芸についてペラペラとよくしゃべる私にM先生は笑いながら上手に付き合ってくれましてね。そんな時間も私にはとても幸せで嬉しかったんです。
スポンサーサイト


未分類 | 11:14:18 | Trackback(0) | Comments(0)
コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

FC2Ad