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どんぶりじゃないよ。いよいよ陶芸開始です。
陶芸は初体験でした。以前テレビなどで陶芸をやっているのを見たことがあります。土をこねてろくろの上に乗せ、濡れた両手で形作って行く様子は何となく面白そうでした。たまには力が入り過ぎたのかクチャクチャにつぶれてしまう場面もあって、なかなか難しそうに思ったりしましたね。まあいつかチャンスがあればぜひやってみたいと考えていたわけです。そのチャンスが病気をしたこの時点でやって来るなんて、実に人生は分からないものですよね。Y先生も陶芸は好きなようで、この病院の看護師さんたちの陶芸のお世話係をやっていたようです。聞くところによると作業療法士は作業療法の一つとして陶芸をリハビリの学校で習うそうです。だからY先生なんですね。いやいやそうだったんですねえ。
陶芸の最初の行程としてまず土を練るという作業があります。これがきつい作業でしてね。両手を使って自分の体重を利用して練り上げるわけです。私は左手だけですのでこの作業はちょっと無理でした。よってY先生がこの行程だけは先に準備していてくれたんです。私は最初から楽をしてしまいました(ニコ)。練り上げられた土はろくろの中心にセットされました。第一作目としては茶道でお茶を飲む時に使う大きな茶碗を作ることにしました。まあ分かり易く言うとどんぶりですな(ニコ)。Y先生はまずろくろの操作方法を教えてくれました。私の左側の奥にだるま形レバーがありまして、それを手前に倒すと回り始めます。さらに倒すと回転速度が徐々に上がるようになっていますので適当な速度になった点で止めて作業することになります。完全に停止する時にはいちばん奥までレバーを戻すわけです。実に簡単ですよねえ(最初から調子に乗っております、ニコ)。
ろくろの中心にセットされた土の塊は直径20センチ高さ10センチほどの円筒形でしてね。作り方としては15センチくらいの細い棒の先に小さい金属片の付いた、そう彫刻刀のような道具を使って削るらしいんです。あれれ、手を濡らしてやるんじゃないんですね。やり方はいくつかあるそうですが私はこれでやるらしいんです。そうですよねえ、手を濡らしてなんて…、すごいことになりますよねえ。身体はもちろん周りも汚しまくり、陶芸をやっているというよりも服を汚しているといった感じでかなり悲惨な結果になるでしょうね。そりゃ想像しただけでもう笑ってしまいます(ニコ)。さてこの彫刻刀のような道具ですが、いくつか種類があるそうで用途によって使い分けるらしいんです。先端を触ってみるとなるほど平たいヤツ・丸いヤツ・角張ったヤツなどありました。その中の一つをY先生に選んでもらっていよいよ作業開始です。レバーを手前にゆっくり倒すとろくろは回り始めましたよ。まずは内側を深く掘り下げることから始めました。最初円の中心をさがします。目の見えない私にはそれをどうやってさがすのか分からなかったんです。Y先生は私の持っている彫刻刀に手を添えて回る土の中心部分辺りに持って行ってくれました。すると立てている彫刻刀はじっとしていてまったくずれないんです。そこが中心なんです。そこからちょっとだけ左右に動かすと彫刻刀は中心をはずれて円を描くようにクルクルと回ります。位置がずれない点、そこが中心なんです。なるほどなるほど、これで中心をさがすんですね。中心部分をさがし当てるとそれまでそっとつかんでいた彫刻刀にグッと力を入れて下に押し下げます。約1~2センチでした。すると丸い穴が空きましてね。ここが中心でして作業の基点となるわけです。次はその穴を徐々に広げて行く作業です。彫刻刀を垂直に立てて穴に入れた状態から左方向に(つまり横方向です)力を入れるとあら不思議、少しずつ穴は大きく広がって行くではないですか(面白いよねえ、ニコ)。そして土の端から1センチほど残した位置まで広げます。深さは1~2センチでしたよね。次は中心に戻ってさらに1~2センチ掘り下げます。そしてここからさっきのやり方で垂直に立てた彫刻刀を左方向に力を入れるとまた穴は広がって行くんですね。今回は土の端から2センチ、つまり前回止めた位置のちょっと手前まで広げて止めるわけです。すると前回のと段差が出来ますよね。この作業を数回繰り返すと端が階段状となるんです。これは茶わんをすり鉢状にするための作業なんです。そうあの石炭の露天掘りのような状態ですね(昔中学の教科書で見たような…、違っていたらごめんなさい)。次の作業としてはその階段状になっている部分を削って徐々に滑らかにして行きます。なるほどなるほど、こうやってすり鉢状にするんですねえ(ウンウン)。
こういう風に書いていると実にすんなり順調に進んだように思われそうですよね。ところが実際には一つ穴を広げるのにかなり苦労しましてね。陶芸は1時間やることになっていました。私はその1時間に一つ穴を広げるのが精一杯だったんです。中心をさがすだけでそれはそれは神経を集中しなければいけません。さらに穴を広げるのは当然のことながら慎重にということになります。私は正直疲れました。しかしそれは心地良い疲労感だったようです。私は実に短時間の内に陶芸というものにすっかりハマッテしまっていました。

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未分類 | 14:36:14 | Trackback(0) | Comments(0)
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