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Tちゃん お元気ですか?。
明けましておめでとうございます。本年もよろしくお付き合い下さいませ。かなり間があいてしまいました。実はまたパソちゃんのご機嫌が悪くなりましてね。素人ながらああでもないこうでもないといじっていたら突然ご機嫌が良くなりました。しかしどこをどうやったから良くなったのか詳細は不明です(トホホ)。よってまたいつご機嫌が悪くなるかとハラハラしながらやっております。但し私のパソコンの師匠である方からアドバイスをいただきましたので今後はもう少し早く対応出来るように思います。カニ平さん、ありがとう(ペコリ)。
PTを担当してくれていた沖縄の学生さんであるTちゃんはとっても真面目そうな印象でした。初めて担当する患者である私が半身マヒで目も見えないという状況だったので、かなり緊張もあっただろうとその心境をお察しいたします。そりゃそうですよねえ、目の見えない相手に一体どんな風に説明し対応したらいいのか、まだ経験のない学生さんにとってはかなりやっかいな患者だったと思います。恐る恐る緊張感を持って慎重にということでしょうねえ、とにかく一生懸命という雰囲気がヒシヒシと伝わって来ました。「最初からこんな患者でごめんね」、今振り返るとそんな思いでいっぱいです。
Tちゃんからまず教えてもらったのは、仰向けに寝た状態から左手で右手をつかんで上に持ち上げるといった運動でした。左手で右手首をつかみグッと持ち上げ頭の辺りまで行くわけです。とにかく動かない右手は重いんです。それをすっかり力のなくなった左手で持ち上げるわけですからもう大変のなんのって。こんな単純なことが出来ないんですからねえ。また泣きたい思いでしたがここはもう泣いてはいられません(ニコ)。とにかく左手に力をつける運動からやりました。それは実に気の長いお話でして一気にというわけには行かないんですね。調子が良かったら進みますがいつもというわけには行きません。まさに三歩進んで二歩さがるといった地道な努力が必要なんです。私は半信半疑でやり始めたリハビリでしたがそれを素直に続けられたのは、やはりTちゃんの存在だったようです。真面目過ぎるくらい誠実に一生懸命私にリハビリをやってくれる姿を見て、私はそれにちょっとでも応えようと思っていたからなんです。患者は敏感です。リハビリをやるにしても担当してくれる先生の言動をそれはそれは注意深く観察しているんです。私のためにこの人は一体どんな風にやってくれるのかとアンテナの感度を最大限にして待っているわけです。例えどんなにうまい言葉であったとしても心がこもっていないとすぐ分かるものです。伝わって来ないんですね。真心というものは言葉は少なくても一生懸命誠意を持って対応すれば必ず伝わるものです。Tちゃんの対応はしっかりと私に伝わって来ました。Tちゃんのひたいはいつも汗でビッショリだったそうです。有り難いことですよねえ、ありがとう、Tちゃん。
Tちゃんに教えてもらったことはもう一つあります。それはベッドから起き上がる練習でした。まず左足先で右足首をすくって身体全体を左側へ寝返りします。そこから左手を使って上体を少し起こします。そこで左ひじで支えた状態からひじを伸ばす反動を利用して一気に上体を起こすというワザでした。これが難しいんです。まず左手に力がなかったことと目が見えないのでどうしてもバランスがうまく取れないのが原因だったと思います。何度もトライしましたがなかなか成功しませんでしたね。このベッドから起き上がるワザと最初のうでを上に持ち上げる運動は、Tちゃんの実習期間中には結局マスター出来ませんでしたとさ。Tちゃんとのリハビリを始めて約2ヶ月、Tちゃんはこの病院での実習を終えて次の実習地に向いました。最終日のリハビリの時、私は左手で右手を持ち上げる運動をTちゃんにやって見せたんです。出来るところを見せて喜ばせたかったんです。しかし完全には出来ませんでした。得点は8ぐらいでした(ニコ)。「頑張って下さいね」とTちゃんは笑いながらそう言ってくれました。私が特別に指導して教えた「スースース」と「とっとっと」という二大熊本弁、沖縄でも使ってくれていたら嬉しいけどね(ニコ)。
実はTちゃんと昨年12年ぶりに会う機会が出来ましてね。しかし予定通りには会えなかったんです。渋々自宅に戻ったわけですが、夕方Tちゃんは電話してくれたんです。私のことは忘れずに覚えていてくれましてね。嬉しかったですねえ。Tちゃんは12年前と変わらないやさしい声でした。変わっていたのはその声がやけに落ち着いていることでした。聞くところによるとTちゃんは現在沖縄のリハビリの学校で先生をやっているそうです。それだったら落ち着くはずだよねえ(ニコ)。



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