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「ノベライズ版・そして父になる、かなり考えさせられる本です」
     「ノベライズ版・そして父になる、かなり考えさせられる本です」
「そして父になる」をやっと読みました。映画がかなり評判になっていたので本が出ていないかとサピエで捜してみました。そしたら、ありました・ありましたよ!、ナント!、ノベライズ版がありましてね。私としては願ったり叶ったりでして大喜びで読み始めました。

ストーリーは、6年間育てた子供が他人の子だった。血か育てた年月か。究極の選択を迫られる夫婦のお話です。私も「赤ちゃんの取り違い」という事件が以前何度かあったという話は聞いたことがありました。それは実に重たく深刻な事件ですよねえ。当時はそんな風には思っていなかったんですが、親となって初めて感じる気持ちでした。

さて読み終えての感想は?というと「ウーン…」でした。結局それが一番いいんだろうね、それでなきゃダメだろっ!。でも本当にそれでいいのかなあ?、血のつながりはいいのかよっ!、といった思いも正直出て来ました。実に難しい問題です。それにしても驚いたのは取り違えた原因です。これには「えーっ、そうだったの!」とかなりビックリ。それはもう犯罪でしょう。それがわかった時点でどちらの夫婦も「どうして?」と更に悩みます。実に重たいですよねえ。
子供がもし他人の子だったら…、そんなこと考えたことはありません。私だったらどうするだろうか…、ウーン、やはり難しいですよねえ。もっと成長して理解してくれるような時期になってから本人に話す、それまではこのままの状態を続ける。でも成長してから話したとして本人が納得してくれるか?、それはわかりませんよね。親としては納得してくれるように、その時まべとにかく愛情いっぱいに一生懸命育てる!、それしかないでしょう。「あっちで大きくなりたかった!」なーんて言われたら親としてはかなり辛くて…、もう泣きたいほどでしょうね。
自分の子育てはどうだっただろうか?、そんなことを考えてしまいました。まあ私としては彼らの子育ては小学校に入るまでの6・7年ほどしかやっていないわけですが…(トホホ)。そんな短い間であっても、いくつか懐かしく思う出来事があります。本の中にも出て来ますが、父親と子供たちが一緒にお風呂に入っている場面があります。父親は子供を笑わせようと口にふくんでいたお湯を自分のお腹を押させてプーッと噴き出します。こんなちょっとしたことが子供にとってはとっても楽しいわけですよね。それで思い出したんですが、私も4歳くらいの息子とお風呂に入っていた時の出来事を思い出しました。息子の身体を先に洗った後、息子は湯舟につかっていました。私はその間に自分の身体を横の洗い場で洗っていたんです。すると私の右のビーチク(乳首)辺りがくすぐったいんです。私が「おかしいなあ」とビーチクを触っていると「クックックッ」と息子のやけに抑えた笑い声。そっちを見てみると、息子は水鉄砲をこちらへ向けてチューッ!とやっているんです。「アッ、お前は!」と私は息子の水鉄砲を奪い取って逆襲したのでした。息子はキャーキャーと叫んで逃げ回りましたとさ(ニコ)。そんなことが子供はとても面白いんですよねえ。
子育てはそれぞれの家庭で違います。環境が同じであっても兄と弟ではその性格はやはり少しずつ違いますよね。そこら辺りは遺伝も関係しているのかも知れませんが、育った環境の影響というものはやはり基本的な部分で大きいようです。
ということで、本当に考えさせられる本でした。それから映画の方ですが、DVDを借りてぜひ観てみようと思います。



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未分類 | 14:07:54 | Trackback(0) | Comments(0)
「二つのお江戸話、ほっこり・そして清々しく感じました」
     「二つのお江戸話、ほっこり・そして清々しく感じました」
少しだけですがやっと寒くなって来ました。といっても朝晩だけでして、昼間はしっかり20度を越えておりますが…。これくらいの方がサムガリータの私としてはとても有り難いんですが。ウーン、いい時期ですよねえ。こんないい時期はアッという間です。そろそろ私の最も苦手とするさむーい冬がまたやって来ます。ああ嫌だよねえ(ブルブル)。

さてさてまたサピエでの読書のお話です。前回読んだ「ノベライズ版・許されざる者」は読んだ後の後味がどうも今一つだったので、次は出来るだけホンワカと心が温まる本をと思いまして、サピエ図書検索で捜してみました。ホンワカと温まるというとやはり「お江戸話」ですよねえ。よって大好きな宇江佐・真理さんの作品を捜しまして「斬られ権佐(ごんざ)」という本を読み始めました。

ストーリーはある女性を助けようとして全身をナント90か所も斬られてしまった権佐という男のお話です。助けられた女性はその後、権佐と結婚します。女性はナント医者!なんです。自分を命がけで助けてくれたから…というわけではないといっても周りはそう思わないですよね。権佐自身も半信半疑で結婚したといった感じです。この夫婦とその後生まれた娘との生活、そして本業の仕立て屋以外に与力のお手先も務める権佐の周辺に起きる様々な事件を絡めてストーリーは進みます。お互いを思いやる夫婦愛が丁寧に描かれます。そしてどんなに相手のことを愛していたか、そこら辺りが深く描かれます。読み終えて「ウーン、やはり宇江佐さんだよねえ」と心がほっこり…。お江戸話とはいえ夫婦愛を再確認させられる本でした(ウーン、しみじみ)。

それからお江戸話をもう一つ。お江戸話には定評のある山本一力さんの「52屋・伝蔵(ぐにや・でんぞう)」です。一力さんというと直木賞受賞作「あかね空」があります。一力さんの作品は、江戸の庶民の生活を実に細やかに描きます。もしかしたら一力さんは実際に江戸で暮らした経験があるんじゃ?(だったら一力さんはいくつだよっ!)、と思っってしまいます。それほど文化・生活習慣に詳しいですよね。作品はその道のプロの生き方・生活(時にはヤーさん関係の義理と人情の世界)が江戸時代を背景にしてしっかり・きっちりと描かれます。
この「52屋・伝蔵」の主人公は元・的屋(てきや)の伝蔵です。老舗質屋の主からその気量・度胸・その他性格など大変(妙に)気に入られた主人公は主の突然の死で主職を引き継ぎます。それから店を訪ねて来る人を見てその本意を見抜いて対応していきます。本当に困っている人にはその性格まで見抜いて利子を低くしてあげるといった具合です。ここら辺りは本当に泣けますよねえ。そしてクライマックスが「質屋襲撃を企む強盗団との闘い」です。てきや時代の関係者たちを総動員しての闘いは、もうドキドキものです。「質屋強盗団に自分の店が狙われている!」という、伝蔵のそれを予感していく過程はとても面白かったです。この作品は伝蔵の予感と、強盗団の棟梁の考えの対比が細やかに描かれます。その時相手は?、と場面を切り換えて、といった具合でしてストーリーは徐々に盛り上がります。ここら辺りは実にうまいですよねえ。

読み終えて、少し胸を張りたいような気分でしてとても清々しい気持ちになりました。そして「こんな風にしゃんとして生きていかないとね」、なーんて思ってしまいましたとさ(ケロケロ)。


未分類 | 13:59:25 | Trackback(0) | Comments(0)

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