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訪問リハ日記 その43 「いい先生なんです」

訪問リハ日記 その43 「いい先生なんです」
寒くなりました。昼間でも気温が上がりません。とにかく寒いのはいけません。大の苦手になってしまいましたよ。昔はむしろ好きなくらいだったのにね。そんな中時間通りTさん到着。やはり手が冷たいそうです。ご苦労さまです。早速リハです。ベッドでのストレッチと屈伸運動、そして手すりでの車椅子からの立ち上がり、それから回数が増えた踏み込み運動をい・つ・も・の・ようにやって終了しました。これくらいになると身体が温まります。先日主治医の診察を受けた時、「最近外出はしましたか?」と主治医から質問があったとTさんに話しました。そこで回転寿司屋さんと焼き肉屋さんに行ったと答えたら「それは良かった」と先生も喜んでくれました。特に焼き肉屋さんの匂いは良かったですよ!」と匂いを強調しておきました。すると「周りの人の目を気にして外出しない人が居ますが、どうですか?」と先生。「幸か不幸か私は目が見えないので視線はまったく気になりません」と笑って答えると「そうそう、何でもそんな風に考えた方がいいですよ」と先生。「これからも大いに外出して風を感じて下さい」とまたまたしゃれたことを言ってくれましてね。世間話や冗談はあまり言わない先生なので、こちらとしてはちと驚きでして、失礼ながらもクスッと笑ってしまいました。いやいやいい先生なんです。Tさんは忘年会があったそうです。そんな時期だよねえ。中華料理だったそうですが、出席者がすべて女性で10人とのこと。次々と運ばれて来る料理はすさまじい勢いでこれまた次々とみんなの口に吸い込まれてしまったらしい(ニコ)。すると次の料理を待つ時間がかなり長く、みんなは苦笑いだったそうです(ニコニコ)。女性はすごいよねえ。目に浮かぶような光景ですな。今回も食べ物の話になってしまいました、ごめんなさい。



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未分類 | 10:21:45 | Trackback(0) | Comments(0)
訪問リハ日記 その42 「寂しくなります」

訪問リハ日記 その42 「寂しくなります」
時間通りTさん到着。早速リハです。ベッドでのストレッチと屈伸運動をいつものようにやりました。次は手すりに移動して車椅子からの立ち上がりです。10回、3セットこれまたいつものようにやりました。続いて踏み込み運動です。前回から回数が増えたよね。あの後左手首と二の腕辺りが翌日まで痛かったんです。左手に力がかなり入っていたからね。ちょっと増えただけでこれですから、困ったものです(トホホ)。さて早速開始。左右それぞれ15回ずつやって終了しました。やはり力が入ります。明日はまた痛いでしょう。さてさてTさんというと「あつひめトーク」です。「ついに最終回でしたね」と振ると「そうでしたね」と早速Tさん。寂しくなりますよ(シク)。Tさんはさすがに詳しいよねえ。質・量ともかなりのものです。私もNHKのHPから集めた話題などで対応しましたが「完敗」でしたよ(おいどんの負けでごわす、ニコ)。終盤大奥の懐かしいみんなと再会し記念撮影した場面は、何とも温かい雰囲気がいっぱいでこちらもついニンヤリしてしまいましたよ。エンディングの最後の部分はしばらく無言状態が続いていましたが、Tさんによるとあの時にはあつひめが亡くなるシーンが流れていたそうです。いやいやそれは知りませんでした。それを聞いてあらためてしんみりしてしまいました。「いやー、あつひめはいいですよねえ」。しっかり楽しませてもらいました。NHKさん、ありがとう(パチパチパチ)



未分類 | 10:29:29 | Trackback(0) | Comments(0)
訪問リハ日記 その41 「リハの内容が増えました」

訪問リハ日記 その41 「リハの内容が増えました」
時間通りY先生到着。寒いところをご苦労さまです。「右足にもっと力をつけるためにリハの内容を変えてみませんか?」とY先生。そうだよね、最近リハもちとマンネリ化してるからね。ここらで変えてみるかと私もすんなり納得しました。生活に合った内容にということでしてね。それだったら今やっている踏み込み運動を増やしてみようかということになりました。左右それぞれ10回をとりあえず15回にです。最終的には20回を目標とすることにしました。「それでいいですよ」とY先生はめずらしくあっさり承諾(?…)。早速リハ開始。ベッドでのストレッチで左足がかたいそうです。ひざのちょっと上の裏側辺りです。寒いからねえ。伸ばしてもらいました(イテテテテー)。次は手すりに移動して車椅子からの立ち上がりです。10回、3セットやりました。続いて話していた踏み込み運動です。今日から左右それぞれとりあえず15回です。まずは左足からやりました。右足だけで支えるのはちときついよね。終盤の3回くらいはちとヘロってしまいましたよ(フーッ)。きついので手すりを持つ左手にどうしても力が入ってしまいます。続いて右足です。こちらは意外とすんなり終わりました。支える左足が元気なので簡単に出来るようです。それと左手にもそんなには力は要らないんです。左右それぞれ15回やって今日は終了しました。「いいですねえ」とY先生は満足そうです。本心としてはもっとやらせたいんでしょうが…。今日は驚くほど素直だよね(ニコ)。リハを始めた頃、こちらの気持ちを理解しようとしないY先生のちょっと強引とも思える指導に私もさすがに腹が立ったことがありましてね。「そんなんだったらもうリハはやらなくていい!」とまで言ったんです。私も大人気なかったですよねえ(反省しています、ペコリ)。そんなことが一度あったんで、Y先生もきっと学習したんでしょうね。私としてもY先生の気持ちはとりあえず分かっているつもりです。リハはお互い理解した上で生まれた信頼の中でやるのが一番ですからね(特に私のように現状維持が最も大切な者にとってはね)。さあとにかく20回目指して頑張ろう!(Y先生、よろしくお願いしますよ、ニコ)。



未分類 | 10:25:45 | Trackback(0) | Comments(0)
訪問リハ日記 その40 「あつひめは大詰めです」

訪問リハ日記 その40 「あつひめは大詰めです」
時間通りTさん到着。最近すっかり寒くなってしまいました。バイタルチェックの時Tさんの手がちと冷たいよね。Tさんもそれを気にして手を擦って温めています。でもやはり冷たいよね(ヒェーッ)。早速リハ開始。ベッドでのストレッチと屈伸運動では足がかたく、ちと動きが悪いとのこと。寒いからどうしてもそうなるよね。次は手すりに移動して車椅子からの立ち上がりです。10回、3セットやりました。動いていたら身体が温まり足の動きがスムーズになりましたよ。やっぱりリハだよねえ。それから踏み込み運動です。左右10回それぞれやって終了しました。「あつひめはいよいよ大詰めですよね」とTさんに振ると「そうそう」とすぐに反応がありました。Tさんも大ファンで毎回観ているんです。「いくしま」が久しぶりに登場して「あつひめ」と再会した場面では、二人の気持ちがしっかり伝わって来て何ともホンワカとしたとても温かい気持ちになりました(思わずニンヤリしてしまいましたよ、ニコニコ)。二人とも生き生きして実にうまいです。それと「いくしま」が「西郷」と面談する場面での松坂さんの演技はド迫力でしたよねえ。それはすごみさえ感じました(うんうん)。また「勝海舟」役の北大路さんの演技も光りますよねえ。どっしりと落ち着いていて何でも来いと言わんばかりの演技は助演男優賞ものですよ(パチパチパチ)。大政奉還・無血開城・明治維新と状況が次々と変わる中、多くの人達が様々な形で関わり合い動き回っていたんですよね。当時は大変厳しい状況だったとは思いますが、ちょっとうらやましいくらいとても輝いて魅力のある時代だったように感じます。こういった時代の流れのお陰で現在があるんですよねえ。あつひめそれからみなさーん、ご苦労さまでした。そしてありがとう!。



未分類 | 10:11:53 | Trackback(0) | Comments(0)
突然ですがまた創作童話です。 「バンビとお守り」

   創作童話 「バンビとお守り」

 そのじいちゃんは静かに病室に入って来ました。家族らしい女性に手を引かれてスタスタと歩いて来たのです。早速看護師さんは入院についての説明を始めましたがそれに答えるのは女性だけでじいちゃん本人は何もしゃべらないのです。「それじゃ帰るからね。いいね、分かった!」とその女性はベッドにちょこんと正座しているじいちゃんにかなり大きめの声をかけたのですが、じいちゃんはただうなずいただけで無言でした。そして「お願いします」と同室の人たちに小さく言うと深くおじぎをしてまた静かに病室を出て行ったのです。一人ぼっちになってしまったじいちゃんは正座したままで辺りをそろそろと見回しています。外はすでに夕暮れです。しばらくするとじいちゃんは疲れたのかゆっくりとベッドに横になり目を閉じました。こんな様子をよっちゃんは隣りのベッドからずっと見ていました。よっちゃんは小学一年生。ぜんそくの病気で時々体調を崩します。つい一週間前また具合が悪くなって入院したばかりでした。この前まではお母さんが付き添っていてくれましたがもう一年生になったので一人での入院でした。「じいちゃん寂しそうだなあ」とよっちゃんは思ったのです。やがて夜の検温が始まりました。看護師さんは手際よく体温計をみんなに渡しています。よっちゃんの検温結果を聞いた後、看護師さんは隣りのじいちゃんのベッドに行き「おじいちゃん、何度だった?」と尋ねたのです。しかしじいちゃんは何も答えず天井をじっと見つめているのです。すると看護師さんは何かを思い出したようで突然大きな声で「おじいちゃん!、熱はどうだった?」ともう一度尋ねたのです。そうなんです、じいちゃんは耳が遠いのです。しかもかなり遠いようでそれは看護師さんの荒々しい息遣いですぐ分かりました。じいちゃんは85歳。検査をするため入院したのです。耳はかなり遠いのですが目も歯もしっかりしていて今まで病気というものにはまったく縁がなかったのです。娘さんに連れられて病院に来たのも初めてで、ましてや入院なんてとんでもないといった感じだったのです。
 やがて消灯となりみんなはそれぞれのベッドに入り眠り始めました。よっちゃんも看護師さんにお休みを言うと目を閉じました。チラッと隣りのベッドを見たら、じいちゃんはしっかりと目を閉じて静かに息をしています。その顔は小さくてバンビみたいでした。二十分ほど経った頃でしょうか、向い側のベッドに居る大工の健さんが「なんじゃこの音は」とベッドから起き上がりました。隣りで寝ていたみかん農家の良さんも「そうだろう、さっきから気になって眠れないんだよ」と起き上がりました。何かブツブツという音が聞こえるのです。健さんはベッドから降りるとその音のする方へそっと近寄りました。そして「なんだこりゃ、お経だよ!」、健さんはじいちゃんの顔を覗き込むとあきれたような声で言いました。じいちゃんは堅く目を閉じてお経を唱えていたのです。「病院でお経はまずいよねえ」と良さんも溜め息混じりでそっと言いました。「じいちゃん!、お経は止めてくれないかなあ、みんな眠れないんだよ」と健さんはちょっと周りに気遣ったのかやや小さく言いました。しかしじいちゃんは止めるどころか益々お経は大きくなるばかりです。よっちゃんもこの騒ぎで起きてしまいました。「仕方ない、これは看護師さんだよね」と良さんは渋々ナースコールしたのです。急いでやって来た看護師さんは健さんから話を聞くと「おじいちゃん!、みんな寝ているから静かにしてちょうだい、ねえお願いだから、ねっ」と耳元で叫んだのです。じいちゃんはやっと聞こえた様子で目を開けコックリと大きくうなずきました。「じいちゃん、これ食ってくれよ。俺が作ったんだ。うまいよ」と良さんはみかんを三つじいちゃんの手のひらに乗せたのです。みんなはとりあえずホッとしてやがてまた眠り始めました。しかししかし、しばらくするとまたお経が始まってしまったのです。今度はかなり大きめです。目を覚ましたよっちゃんは思いついたように何かを始めました。そしてベッドから降りるとブツブツ言っているじいちゃんのまくらもとに行ってシワシワの手にちっちゃい紙切れを持たせたのです。「これお守りだよ。大丈夫だからね。もう怖くないよ」。よっちゃんは紙を細長く切って「おまもり」と鉛筆でかわいく書いていたのです。目を開けたじいちゃんは紙を見るとそれからよっちゃんをじっと見つめました。じいちゃんの顔は目がパチクリしていてやはりバンビでした。すると突然じいちゃんはその顔に似合わないようなとても野太い声で一言こう言ったのです、「ありがとう」。
 それから…、病室はまたいつもの静かな夜となりました。


未分類 | 10:13:59 | Trackback(0) | Comments(0)

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